2025年3月24日
お子様のお口の健康について、保護者の方々が気になるのは当然のことです。
習い事があったり、忙しい日々の中で、定期的に歯科医院に通うのはなかなか大変かもしれません。しかし、むし歯を放置してしまうと後々大きな問題につながることもあります。
お子様のむし歯は、痛みが出てから気づいたり、年齢に応じて仕上げ磨きで色が変わったり、穴が空いたり、歯ぐきが腫れてから気づくことが多いものです。
乳歯(子供の歯)は永久歯(大人の歯)とは形が違い、歯と歯の間にむし歯ができやすい傾向があります。
それでは、いつから生え変わりが始まるのでしょうか? 目安として、以下のような時期が考えられます。身長や体重と同じように個人差がありますので、あくまで参考にしてください。(※わかりやすさを優先し、大まかな表現を使用しています)
① 下の前歯:6〜8歳(※第一大臼歯(6歳臼歯)も生え始めます)
② 上の前歯:7〜9歳
③ 上下の真ん中あたりの歯:10〜12歳
④ 上下の奥歯:10〜12歳
おおよそ、5歳〜13歳の間に歯の生え変わりが進んでいきます。
つまり、お子様の成長に合わせて歯が生え変わるため、乳歯にむし歯ができたからといって放置しても良いわけではありません。乳歯は永久歯に比べてむし歯が進行しやすく、その影響で永久歯の歯並びに問題が出ることもあります。
もちろん、問題がなく順調に進んでくれれば一番良いのですが、「あれっ?」と思うことがあれば、早めに歯科医院を受診することをお勧めします。予防ができることも多いので、早期の対応が大切です。
かわむら歯科では、小児歯科にも対応しております。お子様のむし歯について気になることがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。