気になる子どもの歯のケガについて|久留米市諏訪野町の歯医者・歯科|西鉄久留米駅|かわむら歯科

〒830-0037福岡県久留米市諏訪野町1947-2

0942-48-5502

WEB予約
受付

気になる子どもの歯のケガについて

気になる子どもの歯のケガについて|久留米市諏訪野町の歯医者・歯科|西鉄久留米駅|かわむら歯科

2025年6月16日

「転んで歯をぶつけた」「歯が欠けた」など、お子さんの歯のケガはよくあることです。歯のケガは、できるだけ早く歯医者さんに相談することが大切です。

乳歯(子どもの歯)のケガは、1〜2歳ごろ、自分で歩けるようになった頃によく見られます。
永久歯(大人の歯)のケガは、7〜8歳ごろ、スポーツや事故が原因で起こることが多いです。

ケガが起こりやすいのは、見た目にも目立つ「前歯」です。早めに正しく治療すれば、良い結果につながりやすいので、すぐに受診するようにしましょう。

歯のケガで起こること

1.歯が欠けた場合

  • ヒビが入る
  • 少しだけ欠ける(神経までは届いていない)
  • 大きく欠ける(神経が見えてしまう)

2.歯の根元(歯根)が折れた場合

  • 根元の深いところで横に折れる
  • 歯の頭から根元まで縦に割れる

3.歯がグラグラしたり、抜けてしまった場合(脱臼)

  • 歯がぶつかっただけで見た目には異常がない
  • 歯が揺れる
  • 歯の位置がずれる
  • 歯が抜け落ちてしまう

治療について

1. 歯が欠けた場合

  • 大きく欠けて神経が見えている場合:すぐに治療すれば、神経を残せることもあります。ただし、1日以上経ってしまっていると、神経を取る治療が必要になることがあります。
  • ヒビが入っただけのとき:しみたりしなければ、経過を見ます。しみる場合は、しみ止めの薬を使います。
  • 少しだけ欠けた場合:かけた部分を、白い歯科用の材料で整えます。

2. 歯の根元が折れた場合

    • 横に折れているとき:歯が動いてしまうため、隣の歯と一緒に固定します。2〜3か月ほど固定が必要で、その間は前歯で硬いものをかまないようにします。神経が感染しているときは、治療が必要です。
    • 縦に割れているとき:残念ながら抜歯になる可能性が高いです。ただし、できる限り歯を残せるように努力します。

    3.歯がグラグラしたり、抜けてしまった場合(脱臼)

    • 歯がぶつかっただけで見た目には異常がない:経過観察します。時間が経つと歯の色が変わってくることがあります。その場合は神経の治療が必要です。
    • 歯が揺れる:強く揺れていたり、痛みがある場合は、隣の歯と一緒に固定します。神経の治療が必要になることもあります。
    • 歯の位置がずれる:正しい位置に戻して、固定します。神経の状態を見て、必要があれば治療します。
    • 歯が抜け落ちてしまう:できるだけ早く歯医者さんへ! 歯は 牛乳などに浸して 持ってきてください(水道水はNGです)。
      時間が早いほど、歯を元に戻せる可能性が高くなります。神経の治療が必要になることもあります。

    最後に

    お子さんがケガをして、歯に影響があると、ご家族もとても心配になると思います。歯のケガは、とにかく早めに歯医者さんを受診することが大切です。時間が経っていなければ、歯を残せる可能性が高くなります。

    また、外傷のあとはしばらく様子を見ていく必要があります。とくに大切な前歯(奥歯の場合もありますが)をしっかり守っていけるよう、一緒に見守っていきましょう。

    【久留米市 西鉄久留米 諏訪野町 歯科 歯医者 かわむら歯科 メインテナンス 定期検診        歯周病 むし歯 ホワイトニング インプラント 口コミ おすすめ】

    TOP